容疑者xの献身 (ネタバレ有ります)
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- ガリレオシリーズは実はテレビ放映後に 読んだのですが、はっきり言って、この作品は、ガリレオシリーズとは比べ物にならないほど、素晴らしいです。
- ガリレオシリーズではお馴染みの、湯川(ドラマでは福山雅治さん)が唯一天才だと認めた、石神。
- 石神は現在、その天才的な数学者としての才能に見合わぬ、数学教師という不遇の人生を終わらせようと自殺を図る。
- しかしその瞬間、アパートのチャイムを鳴り、命を取り留める。
- そのチャイムを鳴らした、引越しの挨拶に来た母娘に 彼は惹かれ、1年後、彼女達二人の苦難の道のりの、ドブさらいを一手に引き受ける事になります。
- そのドブさらいが今回の事件。
- 石神が人道に背いたとするならば、ホームレスの命を軽んじた。
- ただそれだけだと思います。
- とにかく、東野さんがよく作品のテーマとする、「無償の愛」が描かれていて、最後のシーンではちょっと泣いてしまいそうになりました。
- もっと早く工藤、石神といった思いやりのある人間が、靖子(犯人)の前に現れれば、避けられたかもしれない、誰も幸せにならない事件。そして、解決する事で更に皆が不幸せになる。
- 読み終わった後は、そんな東野さんの作品独特の後味の悪さが、 付きまといます。
- それでも、やっぱりそれが持ち味で、だからこそ素晴らしいのだと思います。
映画公開前という事も有り、東野圭吾氏の「容疑者xの献身」を読んでみました。
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