フォーマルウェアとは

2008/2/28 木曜日Filed under: フォーマルウェアについて

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「フォーマル(formal)」とは、「正式の」「型通りの」といった意味です。

古くは都市国家ローマの市民文化から有った、「オフィシャルな服装」の事ですね。

ローマ記では、その人の身分によって、外出する際の服装は決められていました。

例えば奴隷身分の人はサンダルしか履いてはいけない、などと、細かく決まっていたのです。

そのある程度決められた服装を着ることで、社会の一員として参加している、という意思を持っていたのです。

ちなみにローマの奴隷たちは、共和国時代、帝政時代を通して、他の国の平民よりもよほど豊かな衣食住を与えられていたそうです。

さて、現代の民主主義の社会では、身分の上下はありません。

という事は逆に、現代では、正式な場のフォーマルウェアはみな同じにしなければならない、という事でもあります。

実際に英国の戴冠式などの正式なセレモニーでは、 全ての参列者がルールを守った服装を着て、ほとんど同じ服装に見えます。

同じ服装の人間がずらっと並ぶのもおかしな光景かもしれませんが、しかし、決められたルール・慣習を守り、自分を律する事が出来る、という意思表示でもあります。

日本の結婚式で困るのは、「結婚式」 というセレモニーの直後に、「披露宴」というパーティーがある事でしょう。

欧州では本来、結婚式は午前や昼間に行い、披露宴はその晩に行われる為、同じ服装にはなりません。

日本の場合は、結婚式が終わってすぐに披露宴が始まるわけですから、着替えるわけにもいきません。

このあたりが、フォーマルファッションの選択を難しくさせている理由の一つです。

だからこそ、「ブラックスーツ」のような独自の服装が生まれたのでしょうか。

しかし、古今東西問わず、人間が最も美しく見える服装が、「フォーマルウェア」です。

ルールとマナーを守るだけではなく、その中でフォーマルウェアのファッションを楽しんでください。

ポケットチーフの販売を開始します。

以前から企画として進めておりました、「フォーマルスタイル・プレミアムコレクション」がスタートします。

この企画では、「高品質」と「国産」にこだわって、既製品での最高ランクの商品を提供していく予定です。

実はプレミアムコレクションがスタートするのには、大きな2つの理由があります。

1つは、現在の日本では長く使える「ホンモノ」のフォーマルアイテムを、手に入れる事が出来ないからです。

私自身も良いものを長く使って生きたいタイプなのですが、長く使える物は非常に高価なものばかりで、気軽に買えるものではありませんでした。また、フォーマルアイテムとなるとまったくといっていいほど存在しません。

街を見て歩いても、質の良い物はイタリアやイギリスのものばかりで、日本製で素晴らしい作りのものは、唯一「コムデギャルソン」が作り続けているのみです。

余談になりますが、コムデギャルソンの服は欧米では2~3倍の値段で売られていますが、その作りの良さ、デザインの美しさで、デザイナーズブランドではTOPクラスの人気を得ています。

日本という素晴らしいアパレル産業を持つ国にいながらにして、まったくそういった素晴らしい商品に触れる機会が得られないのです。これはおかしいと言わざるを得ません。

そしてもう一つは、、世界的に見ても優れたのアパレル技術 を持っている工場が多い中、海外の低価格品に押されてそういった工場が年々少なくなっていく事。

また、そういった低価格品は、安価であるけれども粗雑な、長い目で見たらコストの余計掛かるものです。

しかしそれも仕方が無いのかもしれません。

例えば今回のポケットチーフを例に取れば、現状では国産の高級品を手に入れるには百貨店等で中間マージンが2重、3重に掛かっている割高のものか、更に高級ブランドのライセンス料等が入って趣味のものでしかない値段のものか。

これくらいしか、良いポケットチーフを 手に入れる選択肢がなかったのです。

しかしそれは日本だけの減少ではなく、世界的なものです。

紳士服の本場イギリスですら、最近ではスーツから靴下に至るまで、安価な物ばかりが売れるようです。

これらの理由から、「じゃあ私たちが日本の素晴らしい技術を持ったところと直接取引をして消費者に届けよう」と思ったのです。

とはいえ、日本の中から隠れた技術を持っている工場様を探すのは一筋縄ではいきません。

今回、ギルダ横浜様にお願いした理由は、世界でもTOPクラスのシルクの縫製・捺染技術を持ち、世界の名だたる高級ブランドのシルク製品を作り続けていた組合がある、と聞きつけたからです。

これからもコンスタントにそういった情報を仕入れる事が出来るわけではありませんので、商品展開のスピードは非常に緩いかと思います。

その代わり、皆様に世界最高級の品質のものを、本当のディティールのものを、ご紹介していける事かと思います。

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